SSブログ

中国と香港「一国二制度」は今は?! [国際]

香港の行政長官選挙めぐり波乱が起きているようですね。

現在は選挙委員という財界中心の1200人による選挙で選んでいるんですが、これを日本と同じように普通選挙というより民主的な方法で行うと決まったようです。

そもそも香港は、1997年までイギリスの植民地でした。
1997年に中国に返還されたのですが、「一国二制度」方式でほかの中国とは違うイギリス式の資本主義体制が継続されてきています。

政治面では香港を除く中国では共産との一党支配体制、香港では言論・集会・結社の自由が大きく許されており、反政府的な民主派政党も存在しています。またデモも頻繁に起きるなどかなり自由です。

返還後の香港の「ミニ憲法」と言われる「香港基本法」に将来の行政長官選挙を普通選挙で行うという目標を明記しています。これは、イギリスが中国に要求した返還の条件であると同時に、中国共産党の統治を心配する香港市民を安心させるための政策でもありました。

要するに将来的には香港の長は日本みたいに普通選挙という選挙方法で決めなさいよ。といっているんですね。
それで2017年にその普通選挙で決めますよ。と決まったのですが、これには条件がついていて現在の選挙委員会を指名委員会として残し、この指名委員会から選ばれた人だけが選挙に出ることができるというものです。

ん…?
何にも変わってないじゃん。

普通選挙とは投票する人も立候補する人も平等にできるようにしないといけないんじゃないのかなぁ…
イギリス怒らないかな?[がく~(落胆した顔)]

で、この条件が付いたことによって北京と対立する民主派は立候補することができないんですね[ちっ(怒った顔)]

中国の民主化はまだまだ先のようですね[わーい(嬉しい顔)]


スポンサーリンク




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。